トップチューブ
“自転車は乗るための機械である”
___(ル・コルビジュエ)
違うなちょっと。まぁいいや。
「デザインで問題を解決している」という②のお話です。
(①は衝撃吸収材をフレームorフォークに混ぜる。でした)
まず広く常識的に言われているのはトップチューブ。
ママチャリとかMTBとかBMXとか、トップチューブはいろんな形をしていますが、
よく見るとスタートの場所(ハンドルの下の位置)はほぼ一緒です。
これが用途によってゴールの場所(サドルの下で縦の棒にくっつく位置)が違います。
ロードバイクでは古くからずーっとこのトップチューブは地面と平行です。
つまりスタートとゴールの高さが一緒で高く、
乗るときには「よいしょ」と跨らなければならず、スカート女子や短足男子には
厳しい乗り物です。
自転車のフレームの材質は長いこと鉄でしたが、時代とともに進化し、
クロームモリブデン鋼やアルミやカーボンやチタンやらが使われ始め、
現在プロいロードバイクの世界ではほとんどがカーボンです。
このカーボンという素材はご存知もともと繊維なのでわりと形を自由に作れたりして、
「この位置だけ剛性を上げて…」とか「ここを捻じ曲げて力を逃そう…」みたいな設計ができちゃったりするらしいです。
いままでカーボンといえば釣竿しか知らなかったわたくしは
アルミのクロスバイクからフルカーボンロードバイクKUOTA KURAROに乗り換えたときあまりの快適さに絶句したほどです。
「し、振動がこない!」
そう、当時はKURAROも快適だと思ったものでした。
その後Michelin pro4、ラテックスチューブ、ZONDA、SHAMALと、
足回りを変えるたびに初体験の快適さに溺れ、
「ロードバイクはなんて恐ろしい乗り物なんだ…ゴールがねぇ…」
と震えたものです。
だってスピニングリールならステラで終わりだし(持ってないけど)
ガソリン車ならブガッティで終わりでしょ?(持ってないけど)
ワインなら…(終わりがない!)
ちなみにワインはメルロが好きです。サンテミリオン!!
えーっと…なんでしたっけ?
あ、そうそうトップチューブ。
トップチューブはあんまし曲がってなくて扁平なのがいいんじゃないか。
というのが結論です。
(途中どこいったんだい!)
ご覧くださいこの美しい造形…あぁラピちゃん(仮称)♡
(つづく)